2年半使用したマキタのピンタッカーをレビューしていきます。
「充電式のピンタッカって実際使えるの?」「エアーとの違いは?」
こういった疑問に答えます。
記事の信頼性
私はリフォーム大工を6年しており、ピンタッカを2年半使って正直にレビューしていきます。
ピンタッカの特徴
- ソフトな打感+キレイな仕上り
- 軽い押しつけ荷重でしっかり確実な打ち込み
- 低反動機構カウンターウェイト方式
- 極細先端ノーズ! 縦・横向き打込み可能
- 重量2.2kg
- 使用ピンネイル(径×長さ):Φ0.6mm×15・18・25・30・35mm
他にもピンネイルの残りが0~3本になると空打ち防止機能が働きます。
先端にLED付
地味に嬉しい機能。手元を照らしてくれるので薄暗い場所でも打ちやすいです。
ケースの中身
ケースの中身は
・本体
・保護メガネ
毎度ついてくる保護メガネ。溜まってきて開けるか捨てるか迷っている。
・ドライバセット品
・取扱説明書
本体に付いていた付属品
・ノースアダプタ2個
先端に一個とロックレバー付近に一個ある。
・六角
六角はマガジン裏に収納されている。四角く囲った箇所にあります。ピンが詰まったらすぐ分解できるのでありがたい。
使い方
打ち込み深さ調整
本体付近にダイアルみたいなのがあるので、それで深さ調整可能。調整幅は1.5mm。
連続打ち
材料に先端を当て、そのまま本体をスライドさせながらトリガーを引くと連続うち可能。
詰まった時の手直し
ピンが詰まった時は自分で直せます。
1,上から見て〇印の箇所のボルトを外す。外したらカバーも取れるのでそちらも外す。
これども取れなかった場合は2の手順へ。
2.先端のカバーも外す。先端のボルトは裏に二本止まっています。
3.詰まったピンを取り除いたら、取り外した逆の手順で組み立てる。
メリット、デメリット
使い勝手は高圧のピンタッカと変わらないくらい「ピンのバッテリー」といった感じ。その中で感じたメリット、デメリットを書きました。
メリット
メリットは下記の通り
コンプレッサー、ホース不要
メリットはやっぱりコンプレッサーとホースを準備しなくていいこと。トイレのリフォーム工事など、コンプレッサーがいらない日でわざわざコンプレッサーをピンだけのために準備しなくてもいいこと。
これならバッテリーを差してサクッと使える。
デメリット
デメリットは下記の通り
- 重い
- 詰まりやすい
重い
重量が約2.2kgもあるとちょっと重い。これにバッテリーだから3kgくらいはある。
そこで考えたのがアンペアが低いバッテリーを使うことにした。
「ピンタッカならそこまでの容量はいらないのでこれで十分なのでは?」と思い小型バッテリーを購入。
通常のバッテリーと比較するとこんな感じ。
普段のバッテリーが668kgに対し、この小型バッテリーは382kgなのでマイナス286kgに成功!
実際に使ってみると手首の負担が軽減されていいので一個持っていると役立つかも!
他の道具も軽量化にハマっており、興味がある方ぜひ見てください!
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詰まりやすい
相手が硬い木だと頭が出るか、詰まるか。連続で詰まることもあるので、そんな時は高圧のピンの方がいいと思う。
ライトが点滅したので修理に出した
タイトルの通り、普段通り打っていたのにいきなりライトが点滅した。
これは嫌な予感がすると思い調べたところ「販売店に問い合わせよ」とのこと。問い合わせたところ修理で1万9000円もかかるとのこと。
修理内容は簡単に言うと本体の内部が壊れていて、そのパーツ代と工賃代。自分では修復不可能。もう少し出せば新品買える価格で、乗り換えを検討したけどやめた。マキタは切実に保証を付けてほしい。とつくづく思った。
他にも2回は修理出して約1万ほど掛かったので、これから購入しようとしている方は他のメーカーも検討したほうが良さそうです。