時が経つのは早く、今年で26歳。最近の悩みは腰痛です。自分は腰痛持ちで、腰の痛みを軽減するために腰袋の軽量化を試みました。
今回は「腰袋を軽量化した経験」から、「腰痛持ちの方」や「腰袋を軽くしたい方」への参考になる4つの道具を紹介します。
軽量化のポイント
自分が軽量化をするうえで考えたポイントは以下の2点です。
ポイント
・必要最低限にすること
・軽い素材を選ぶ
これらについて簡単に説明します。
必要最低限
道具は多くても邪魔になり、落としてしまうリスクがあります。しかし、あまりにも減らしすぎると、必要なときに取りに行く手間がかかります。自分の基準で必要最低限の道具をまとめました。
軽い素材を選ぶ
必要最低限にするってことは減らせない工具もあります。それなら道具を軽量化してしまおうという計画。
軽い素材を選ぶと少々値段は高くなりますが、仕事にお金をかけるタイプなので気にしないでいくぜ。←ほんとは少し気になる。。。
現段階の装備
軽量化前の装備は以下の通りです。
(釘袋を外していたため、その部分は割愛)
中身を出すとこんな感じ。
- 玄翁
- 差し金
- Sバール
- インテリアバール
- 釘締め
- 鑿
- 墨ツボ
- カッター
- 鉛筆
- キリ
中身を出すと、重さが3kg。これでも軽くした方ですが、さらに軽くしたいと考え、道具の軽量化に挑戦しました。
道具を軽量化
ここからは軽量化前、軽量化後の道具を紹介します。
玄翁
前→450g(写真上)
後→300g(写真下)
効果が大きかったのが玄翁。デザインは変わらずに「マイナス150g」に成功し、手に持った時の感触も軽くなりました。
打ち応えも通常のN釘なら問題ありません。
バール
・インテリアバール
こちらは200mmのモノを使用。
前→180g(写真上)
後→180g(写真下)
しまった!痛恨のミス。まさかの重さが一緒。
まあ見た目が鏡面仕上げになっているので、デザイン的にOKとしよう。
Sバール
こちらは210mmのモノを使用していて
前→180g(写真上)
後→160g(写真下)
Sバールは「マイナス20g」成功。値段は通常のバールの4倍でしたが、小さな積み重ねが大切です。
ちなみに4000円したので普通のバールより値段が4倍したぞ!
釘袋を脱着化
釘袋は使わないときは邪魔だし、使うときにないと困る。
そこで脱着式の釘袋はないかなーと探していたところ、あった。求めていたものが!
TAJIMAの着脱式腰袋だ。
前→0g
後→装着時290g。
構造は、タジマの脱着スケールを使ったことがある人にはわかると思いますが、それと一緒の構造。
上のように受けを腰ベルトに巻いて
上から袋を装着する。両サイドの金具はベルトに差し、真ん中の金具が腰ベルトにつけた受けに刺さるという感じ。
外したいときは、受け側にスライドさせる物があるのでそれをスライドさせて袋を上に持ち上げる。
使いたいときに装着。使わないときには外す。これぞ理想形態。
戦力外にした工具
最初は道具を減らしたくないと言いましたが、戦力外にした工具もあります。
釘締め
釘締めは軽いのに変えようと思ったけど、迷ったあげく除外。ていうか軽いのが見つからなかったので。
これから使ってやっぱり必要だと思ったら復帰させる予定です。
マイナス126g
ビット
四角いビットを持っていましたが、よくよく考えてみたら金物を留めるときにしか使わないので、戦力外にしました。
その都度、金物と一緒に持ってくるようにすればOK。
マイナス27g
新たに加わった仲間たち
腰袋をいじると毎回楽しくなってしまいます。←自分だけ?
これってあるあるじゃないですか?
自動糸巻
糸巻はよく使う道具なので腰袋には前から入れたいと思っていました。
プラス96g
カッターケース
カッターの替え刃もよく使うのでこれも腰袋に入れたいと思っていました。
普段は50枚入りの刃を買っていますが、10枚入りのケースもありました。
これを腰袋に常備して、なくなったら補給するというサイクルを考えました。
ちなみに収納場所は釘締めに刺さっていた所に収納。
プラス90g
増量したけど結果オーライ
増量したものの、これで仕事の効率が上がればOK。よく使う道具なので、取りに行く手間が省けて腰袋の効果を発揮できそうです。
総重量
軽量した工具をすべて足すと合計323g減量に成功。
新たに追加した工具が186g
合計137g軽量に成功
合計137g軽量に成功
そんな感じで軽量化を参考にしてもらえれば幸いです。
他にも大工を目指している方におすすめの腰袋をご紹介しました!
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