前回の記事では、ビスの使い分けを解説しましたが
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今回は釘とビスの使い分けを解説していきます。
釘にも種類は多数ありますが、今回はよくみる釘(N釘)と比較していきます。
釘のメリット、デメリット
メリット
粘りずよく折れない
釘の強みは折れないことが一番の強みです。
サビっサビな釘はさすがに折れるけど、それ以外は99%折れません。
後に「使い分け」で詳しく解説します。
お金がかからない
玄翁(トンカチ)と釘さえあれば作業ができるので、初期費用がかからないことが嬉しいポイントですね!
デメリット
打つのが疲れること
一本や二本位は余裕ですが、これが50本や100本打つと大変疲れます。
特に長い釘を数本打つだけでも嫌になるレベルです。
そんなときは大工なら釘打機で楽に打てるんだけど、一般人ならそうはいかないことがほとんどであろう。
打ち損じてケガするリスクあり
打ち損じて手を叩いたり、仕上げ材を傷つける可能性があることもデメリットであります。
最悪、指を骨折する可能性もあるので注意しましょう。
集中力が切れてくると起こりやすいので、休み休みやるのがベストです。
曲がって打ち込めなくなる
釘を打っている途中に曲がってしまうと打てなくなるので、なるべく垂直を意識して打つようにしましょう。
ビスのメリット、デメリット
メリット
締める力が強い
ビスの強みは釘の反対で、抜けずらく、折れやすいことです。
ビスには引き締める力がとても強いのでそうそう抜けないません。
なので天井を止めたりするときにはビスが最適。
疲れない
長い釘とビスを打つのなら断然ビスのほうが楽です。
インパクトドライバーが必要ですが、力はいらないし、早く打ち込めることが特徴です。
デメリット
折れやすい
ビスは新品でも簡単に折れてしまうことです。
ハンマーで何回か叩くと簡単に折れてしまいます。
ですが、普段使いなら簡単には折れないから安心して使って大丈夫です。
電動工具がいる
ビスを締めるのにインパクトドライバーがいるので初期費用が掛かるのがデメリットの一つです。
でも1台買っておけば、今後のDIYにも役立つこと間違いないので、安いやつを買っておいても損はないでしょう。
それぞれの「使い分け」を解説
ここからが重要で、「釘とビス」どう使い分けるのが良いか解説していきます。
釘
釘は木材を横にとめるときに、上から力がかかる時に効果を発揮します。
先程も解説した通り、釘には粘りがあり折れずらいことが特徴です。
床を張る前に根太を敷く。この根太を支えるのが根太掛けで、当然床の上は人が歩く場所でもあり、モノを置く場所でもあります。
根太掛けは間柱を横からとめるので、この場合は釘で止めるのが正解。
ビスでもいいですが、釘のほうが上からの力に強いので釘でやりましょう。
ポイント
上からの負荷と材をとめる方向を意識して使いましょう
ビス
ビスは引き締める力が強いので、天井材(石膏ボード)や上から力がかからないところに最適。
他にも引っ張って抜けてほしくないような箇所に使うことが最適です。
例えばコルクボードを壁に固定したいとき
壁に何かを固定したいときにあまり負荷のかからないモノならビスがおすすめです。
まとめ
最後にまとめると
ポイント
・釘は手軽に扱える。上からの負荷に強いこと。打つのが疲れる。
・ビスは初期費用はかかるけど、使える幅が多いこと。
いかがだったでしょうか?
この記事を参考にして、ぜひ使い分けてみてくださいね。
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