ちょっと変わったお仕事の依頼!和室の砂壁に羽目板を貼ってほしいと依頼。もちろん二つ返事でOK。
ということで今回は砂壁に羽目板を貼ったので解説していきます。
さて?どうやって貼るか

和室特有のこの壁。ここに羽目板を貼りなさいというお仕事。
「ん~。ドウブチで下地を作っても、柱から飛び出すしなー。どうやって貼ろうかな~」
「そうだ!ベニヤを貼って、その上に羽目板を貼ろう!」
そうと決まれば後は早いです。
砂壁の上にベニヤ(下地代わり)を貼る
まずは壁にベニヤ板を貼るため、内側寸法を測っていきます。寸法通りに切ったら一回壁に当てがって、入るようなら裏に変成シリコンをたっぷりと付けます。(画像なくてすみません)
あとはこのタッカーでバシバシ留めていくぅ。(タッカーがない場合は釘でもOK)

貼り終わった壁がこんな感じ

これで下地の完成!ベニヤを張っただけで明るくなった気がする!この上に羽目板を貼っていくという感じ。
羽目板を見栄えよく貼るために
こっからが本題!左右均等に貼るためにまずは計算しなければなりません。
まずは壁の総幅を測ります。

総幅を測ったら、総幅÷2します。(真ん中を知りたいため)
総幅1695mmなので÷2の847.5mmなのでそこに印します。

ここが壁の内側寸法の中心なのでそこからさらに、羽目板を均等に計算します。
羽目板の割付
羽目板の幅が110mmあったので、真ん中の墨から、770mmのところに印。

これを両サイド写して、柱から測って同じ寸法なら、均等に割り付けられたってこと。

あとはこの線に合わせて羽目板を貼るだけ。貼るときは裏に木工用ボンドを縫って先程のタッカーで留めていく。(タッカーがない場合は釘やビスでOK)

留める箇所はサネにめがけて斜め打ちで留めていく。


針が飛び出ていたら釘締めで頭をもぐしてください。次の板を貼るときにうまく貼れなくなります。
あとはひたすら板を貼っていく作業。
完成
完成した姿がこちら

全体的に明るい印象に変わりました。お客さんも喜んで何よりです。
板と道具さえあれば5000円あれば施工可能ですのでみなさんもぜひ試してみてください!
こちらもCHECK
-
-
【大工を目指す】大工を始める前に揃えたい工具6選【2000円以下】
お疲れ様です。リフォダイです。今回は【大工を目指す】シリーズ第二弾。大工を始める前に揃えたい工具6選まとめました。 大工を目指す人「大工って何の道具を揃えたらいいの?」「勤める前に揃えておいた方が良い ...
続きを見る