
お疲れ様です。リフォダイです。今回の記事では大工を目指している方や、初めて腰袋を買う方向けに、おすすめの腰袋や選び方を解説しました。
この記事では以下の悩みを抱えた人に役立つ記事です。
ポイント
・種類がたくさんあってどれを選べばいいかわからない
・大工に適した腰袋ってあるの?
・サイズはどれくらいの大きさがいいの?
こんな悩みを現役大工が教え致します。ぜひご覧なってください。
こんにちは。リフォダイです。 Twitterもやっております。
腰袋の種類、素材
素材は自分が知っている限り、革、ポリエステルの2種類が一般的だと思うんだけど、それぞれの特徴や実際に使ってみた感想、おすすめの使い方を解説する。
革

結論から言うとリフォさんは革の腰袋をメインにしている。
革の腰袋の長所をあげると
長所
・使い込むと馴染む
・見た目がカッコイイ
革の腰袋をメインに使っている理由は上の二点。なんといっても見た目がカッコイイから。今はボロボロだけど味が出てイイ。
単純な理由かもしれないが、大工ってモチベーションも大事なんじゃないかとも思う。
見た目がカッコイイと気分もよくなるし、愛着も湧いてくる。
そんな理由で買ったわけだけれども、使っていくうちにだんだん馴染んでくるのが革のイイところ。
なにか道具を取るときには所定の位置に道具があるので素早くとれる。もちろん自分の慣れもあるだろうけど、これは道具の形に沿って腰袋が馴染んでくれたからでもある。
一方の短所はと言うと
短所
・価格が高い
・重量が重い
・水に弱い
値段が高いところ。

他の素材と比較してみると2~4倍くらい高いのがネック。
自分も最初は会社支給のポリエステルの腰袋を使っていたんだけど、やっぱり革の腰袋を使ってみたいと思い革を購入。初期費用は大きいんだけど長持ちするし(五年間使用中)もう元は取れたはず。
当時8000円したので、一年使用で一ヶ月700円で使用できる。さらに五年の使っているので一年1600円。月で53円。
ちょっと細かすぎかもだけど参考程度で。
次に重いこと
革は大きさにもよるけど大体500~600gと他の素材と比べると重い。なので軽さ重視で選ぶなら、他のタイプを買うのもアリ。
ちなみに革にして道具を軽量化にする選択もある。道具を軽量化した記事もあるので参考にしてください。
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最後に水に弱いこと

革は水に弱くて、濡れるとシミになったり、カビの原因にもなる。乾きも遅いので、雲行きが怪しい場合はなるべく避けたい。
ということで屋内で使用するときは革の腰袋で、外で使用するときは別タイプの腰袋を使うのがおすすめ。後ほど詳しく解説します。
実際に自分が使っている腰袋はこちら↓
ポリエステル

ポリエステルの長所をあげると
長所
・軽い
・水に強い
・デザインが豊富
軽い
ポリ系の強みは軽いことが一番の強みだと思う。
革とポリ両方使ったことあるが、やはりポリは軽くていい。重量は平均的に250~400gといった感じだろう。
なので少しでも軽くしたいのならポリ系の腰袋がおすすめ。
水に強い
革にくらべてポリ系は水に強い。
雨に濡れても比較的早く乾くし、腰袋の底に穴が開いているやつもある。

この穴から水が抜けてくれるので溜まらなくて済む。

デザインが豊富
ポリ系の腰袋にはデザインが豊富なものがたくさんある。
カラフルな物や、迷彩柄、アニメキャラクターなんかもあったりする。
大工に適した腰袋、サイズ
素材の次はサイズについて解説する。
サイズは底が深いタイプを選ぶ

大工道具は玄翁やバールを入れている人が多くみられる。これらの道具は縦に長いものなので腰袋も底が深いタイプを選べばいいだろう。
底が深いタイプを選ぶ理由がもう一つあってそれが、道具の落下防止することなんだ。
浅いタイプだと道具が腰袋に入っている面積が小さいため落下する可能性がある。落下した場合、傷つけてしまったり、下に人がいたら事故につながる可能性もある。
浅いタイプの例↓ 少し跳ねるだけ落としそう

なので深いタイプを選ぶようにしよう
釘やビス入れの腰袋

これは必要ではないんだけれども、あれば便利的なやつ。
ビスや釘をバンバン打つ際に、いちいち箱から取り出さないで腰袋に入れておくスタイル。
そんなときはメインの腰袋ではなくビス専用で分けることをおすすめする。
素材に関しては好きのモノを選べばいいと思う。
一方でサイズは浅いものがおすすめ。深いとその分奥まで手を伸ばさないといけなくなるので、浅ければ取りやすくなる。
ちなみに自分が使っている腰袋は以前記事で解説したのでそちらを参考に。
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使い分けがおすすめ

ということで一応両方の腰袋を持っているワケだが、おすすめは外用と内装用に使い分けることをすすめる。
革は値段が高いゆえ、水に弱いので内装専門で。ポリは値段が安いゆえ、水に強いので外用で気楽に使える。
どちらか一つに絞りたいって方はまずはポリ系の腰袋でいいと思う。
初期費用が掛からないのと、腰袋に興味を持ったのならば、他の腰袋を買って使い分けることもできるから。
普段内装仕事で愛用している腰袋はこちら↓
外用はこちら↓