丸鋸を使うにあたって、必ずと言っていいほど必要なアイテムが丸鋸定規だ。
定規を使えばまっすぐに切れ、精度も高い。
今回はそれぞれをの用途と使い方について解説していく。
こんにちは。リフォダイです。Twitterもやっております。
直角に切りたいとき
直角に切りたいときにはL型になっている定規を使おう。
選び方については自分が切りたいサイズの合ったものを選ぼう。
短い材を切るときに、大きい定規を使っても安定せず、切りずらいのでその材の幅に適した定規を選ぼう。
実際に僕が使っている定規をご紹介します。
幅が短い木材を切りたいとき
間柱や垂木などの長細い木材を直角に切りたいときにはこちらが最適。

シンワ測定の丸ノコガイド定規 エルアングル フィット 15cm
特徴
材質 | アルミニウム |
重量 | 250g |
本体サイズ | ガイド長/220mm,幅/220mm |
滑り止め
裏面には2か所、滑り止めのゴムがついている。

このゴムは滑り止めはもちろん、木材にキズをつけにくくする効果もあるゾ。
ちなみに表は真ん中の一か所のみ。

両表可能
基本的な使い方は木材に当てて直角に切る。

裏返しでも使用できる。

仕組みは表裏にも9mmの突き当てがあるから両面で使えるという仕組み。

掴んで切りずらそうな場面は、ひっくり返して試してみると握りやすいかも。
こんな人におすすめ
・直角に切りたい方
・卓上丸鋸は欲しいけど高すぎて手が出せない方
・差し金でうまく線を引けない方
木材を斜めに切りたいとき
木材を斜めに切りたいときや、留(斜め同士)を作りたいときはフリーアングル定規を使おう。

タジマのフリーガイドスライド37-60
特徴
材質 | ステンレス・アルミ |
重量 | 780g |
長さ | 370mm~600mm |
目盛 | 15°~165° |
使い方
使い方としてはまず、
1.黒いダイヤルを左に回してに緩める。
2.緩まるとガイド部分が自由に調整できるようになるので、お好みの角度へ。
3.角度を合わせたらダイヤルを右に回して固定。

赤文字になっているところは、一回カチッと止まるクリック構造になっていてる。
45度、90度、135度はよく使う角度なので便利だ。
ちなみにこのフリーアングルも裏表使用可能。

滑り止めと傷防止は裏表一か所のみ。


さらにこのフリー定規はちょっと特殊で、長さ調整もできる。

この機能は長い材料を切るときとかに使うんだけど、なんせガイドが細いので腰が弱い。
腰が弱いことはつまり角度の精度もイマイチになる。
なので長い材料を切るときは、大きい直角定規を買うのと、角度調整のみのモノで使い分けるのがおすすめ。
こんな人におすすめ
・斜めをきれいに切りたい方(フローリングなどを切るときにおすすめ!)
・留を作りたい方
・卓上丸鋸は欲しいけど高すぎて手が出せない方
木材を縦に切りたいとき
合板を長手方向(縦)に切りたいときはガイド定規を使おう。

シンワ測定の丸ノコガイド定規 Tスライド スリムシフト 30cm
特徴
材質 | ステンレス |
重量 | 320g |
使い方
使い方は丸鋸の溝に差し込んで

墨に合わせたら丸鋸側でロックして後は切るだけ。
いたって簡単な仕組み。
この商品は他のスライド定規とは違って、突き当て部分を薄板モードと細幅モードに切り替えられる。
薄板モードとは
薄板モードとは、読んで字のごとく、薄い板を切るモード。
仕組みは、竿とガイドの隙間をなくすことで薄板を切れる仕組み。

これなら薄い板でも竿が高いので外れることなく切れるゾ!
細幅モードとは
細幅モードとは通常のスライド定規と違って、丸鋸のベース台下まで入れる仕組み。

薄板モードと違って、竿が台座の中まで入り、より細く切れる優れもの。
この細幅モードのおかげで極限まで細く切れるようになる。
こんな人におすすめ
・木材を細く切りたいとき
・縦長に切りたいとき
合板を切るには大きい定規を買わなくてもこれ一本で何とかなるゾ!
まとめ

まとめると以上紹介した三点を揃えれば何とかなる。(*フリー定規は必要ではないかも)
もっと効率よく作業したいのであれば、他の定規も買ってみるのもイイと思う。